最優先に考えたことは、次期経営陣が安定した会社経営をできるよう工場の集約化を行い、付加価値の高い製品に注力することにより収益性の改善が可能となる体制を築くことでした。
きっかけは本社工場内を流れる二の沢川の河川拡幅が実施されることによる本社敷地面積の減少、及び市街化の進行等により工場稼働が難しくなったことが大きな要因でした。 将来的に2工場を維持していくための仕事量の減少が見込まれるため、経費の大幅な削減を目的に今回の決断を行いました。
また、現在行われている河川改修が終わり次第、河川東側の土地の開発も大和ハウス様との合意ができており、尚一層の経営の安定ができるものと考えております。
人材に関しては、優秀な人材の確保そして登用を行い、人間教育を充実させ、会社を背負い会社の将来を託せる人材育成を行うことで、会社の成長に繋げていきたいと思います。
当社は新製品の開発力・選定力においても優れており、県内トップクラスの技術力と営業力を武器に成長と発展を続け、100年企業を目指すとともに、全従業員とその家族の幸福を追求し続ける企業でありたいと思っています。
最後に当社が創業70周年を迎えることができましたのも、先人の皆さんのお陰であったものと改めて感謝を申し上げます。
代表取締役 榊原 国男